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ニュース03
H25.05.25 高齢者口腔ケアについて
ニュース03
野村鷹一
「歯がないので、磨かなくてもいいですか?」
ニュース03
「歯がないのに,口臭がひどいんですけどなぜですか?」
「歯を磨かせてくれないんですけど、どうすればいいですか?」
高齢者・小児での口腔ケアについてお話をしていきたいと思います。

高齢者口腔ケアについて
歯がない(無歯顎)方の口腔ケアは、歯がある(有歯顎)方の口腔ケアと同様に毎日必要です。口腔内には多数の細菌が存在します。
多種類の細菌の中にカンジダ菌があり、無歯顎の口臭及び粘膜の炎症の主な原因菌です。カンジダ菌を抑制するために、無歯顎の方も口腔ケアに力を入れていかないといけません。
入れ歯(義歯)の使用方法として、食後は外し洗浄を行い口腔内をゆすぎます。
就寝中の間は、唾液の分泌量が軽減し、細菌の活動が活発になるので口腔内から義歯を外し乾燥しない状態で保管をします。この方法だけでも十分に抑制できます。
また、カンジダ菌は舌の表面に付きやすいので、舌専用のブラシを使用し除去するとさらに抑制できます。もし、専用のブラシが無い場合でも市販の柔らかい歯ブラシにて軽い力で奥から手前にかき出すように清掃をしていただくだけでも、効果はあります。
有歯顎の方で使用している義歯も同様に、清掃していただきます。また残存している歯のブラッシングをしていただければいいと思います。
上記の方法を、ご自身で出来ない方も多くいらっしゃると思います。その方の口腔ケアを行うには、介護に携わっている方がしていただくしかありません。グループホーム小浜きたのでは、スタッフ一同、利用者様方によりよい生活ができるよう、上記の方法を用いり口腔ケアに力を入れております。